ジャクソン・ゴールドストーンは【Red Bull Hardline】初挑戦・初優勝を飾りMTBコミュニティに衝撃を与えた。
【Red Bull Hardline 2022】優勝は、このブリティッシュコロンビア州スコーミッシュ生まれの18歳が過ごした印象的なシーズンを締めくくる素晴らしい功績となった。
2021シーズンにジュニアワールドカップ総合優勝とジュニア世界選手権優勝を手にしていたゴールドストーンは、ジュニアワールドカップ 2022シーズンも総合優勝を飾って連覇を達成した。また、彼が2022シーズンのヴァルノード・ワールドカップで記録したレースタイムはエリートクラスの優勝タイムに匹敵していた。
迎えたレースデイでのゴールドストーンは完全に周囲を圧倒した。ギャップを滑らかに走り抜け、スタートからフィニッシュまですべての中間タイムでグリーン(全体ベスト)を連発した彼は、テクニカルな地形もまるで平凡なセクションのようにクリアしていった。
【Red Bull Hardline 2022】ジャクソン・ゴールドストーンのウイニングランをチェック!
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Red Bull Hardline 2022:ジャクソン・ゴールドストーン ウイニングラン
Santa Cruz V10フレームを中心に組み上げられたゴールドストーン仕様のレースバイクは、スムーズさとレスポンス、適応性が最優先されている。V10フレームの特徴となっているのは不要な突き上げを解消し、ラフな路面での快適性を最大化するためにデザインされたバーチャル・ピボットポイント(VPP:仮想ピボットポイント)だ。
さらに、V10にはアジャスタブルチェーンステイが備えられており、ゴールドストーンはチップを低くしてチェーンステイを長めにしたセットアップを好んでいる。
サスペンションはフロントにFox 40 Factory GRIP2、リアにはコースに合わせてチューニングされるFox DHX2 Factoryが備えられている。サスペンションセットアップはコースごとに異なるが、タイヤのチョイスは一貫しており、Maxxis 29×2.5 Assegai DH(フロント)/ 27.5×2.4 Minion DHR 2 DH(リア)のマレット仕様になっている。また、ハンドルバーの高さ・長さ・幅も全レース共通となっている。
その他の部分については、Shimano製ドライブトレイン&ブレーキ、Chris King製ヘッドセット、Burgtec製フィニッシングキットなどSanta Cruz Syndicateおなじみのスポンサー群が手がけたコンポーネントでまとめられている。
最後に、ゴールドストーン仕様のV10はチェーンノイズ低減を目的にVHSテープをふんだんに貼って仕上げられている。
ジャクソン・ゴールドストーン専用Santa Cruz V10:スペック
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フレーム:V10 MX Large
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フォーク:Fox 40 Factory GRIP2
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ショック:Fox DHX2 Factory
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ヘッドセット:Chris King 8mmリデューサー
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ハンドルバー:Burgtec RideWide DH Carbon 30mmライズ / 785mmカット
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グリップ:ODI Elite Pro
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ブレーキ:Shimano Saint フィン無しメタルパッド / 203mm Ice-Tecローター
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サドル:Burgtec Cloud
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ホイール:Reserve DH / Chris King
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フロントタイヤ:Maxxis 29×2.5 Assegai DH
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リアタイヤ:Maxxis 27.5×2.4 Minion DHR 2 DH
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カセット:Shimano 10 speed 11-25
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ディレーラー:Shimano Saint
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クランク:Shimano Saint 165mm 36T
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ペダル:Crankbrothers Mallet DH
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シートポスト:Burgtec Xpress Carbon: V10 MX Large
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