アップルは26日(米現地時間)、iOS 14.4およびiPadOS 14.4を配信開始しました。Apple Watchにて心電図アプリ(Series 4以降)や不規則な心拍通知機能(Series 3以降)を利用するために必須のアップデートとなります。
届いていれば通知から、あるいは「設定-一般 – ソフトウェア・アップデート」から確認して手動でアップデートできます。
最新のアップデート内容は、まずいくつかの機能が改善。より小さなQRコードが認識でき、設定アプリでサードパーティ製Bluetoothヘッドフォンなどの種類を指定できるようになりました(オーディオレベルを適切に計測できるようにするため)。
そしてiPhone 12シリーズの4機種でカメラがアップル純正カメラとして確認できない場合に通知されるとのこと。前もって予想された「非正規品のカメラに交換すると警告」が実装された模様です。
また複数のバグも修正。iPhone 12 Proで撮影したHDR写真に画像のアーティファクトが現われる場合があること、「フィットネス」ウィジェットの問題や入力が遅れたり単語の候補がキーボードに表示されないことがあるバグなどが対応されています。
同時にリリースされたiPadOS 14.4も、ほぼ同様の内容となっています。
iOS 14.4の公式リリースノートは次の通りです。
iOS 14.4には、iPhone用の以下の機能改善が含まれます:
より小さなQRコードを認識可能
“設定”でBluetoothデバイスの種類を分類するオプションにより、音声通知の送信先のヘッドフォンを正しく識別
iPhone12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、およびiPhone 12 ProMaxのカメラが新しい正規のApple製カメラとして確認できない場合に通知
このリリースには、以下の問題の修正も含まれます:
iPhone 12 Proで撮影したHDR写真に画像のアーティファクトが現れることがある問題
“フィットネス”ウィジェットに最新のアクティビティデータが表示されないことがある問題
タイプ入力の反応が遅くなる場合や、単語の候補がキーボードに表示されない場合がある問題
“メッセージ”で正しい言語のキーボードが呼び出されないことがある問題
“アクセシビリティ”でスイッチコントロールを有効にすると、ロック画面から電話に応答できなくなる場合がある問題
Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/kb/HT201222
iPadOS 14.4の公式リリースノートは以下の通りです。
iPadOS 14.4には、iPad用の以下の改善が含まれます:
より小さなQRコードを認識可能
“設定”でBluetoothデバイスの種類を分類するオプションにより、音声通知の送信先のヘッドフォンを正しく識別
このリリースには、以下の問題の修正も含まれます:
タイプ入力の反応が遅くなる場合や、単語の候補がキーボードに表示されない場合がある問題
“メッセージ”で正しい言語のキーボードが呼び出されないことがある問題
Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/kb/HT201222