アシックスジャパン(株)は7日、アシックス無料会員サービス「OneASICS(ワンアシックス)」で、ポイントプログラムの導入を発表した。ポイントは8日から提供を開始し、同日から利用可能となる。アシックスのオンラインストアと直営店の両方で利用できる独自のポイントで、同社のデジタル戦略強化の一環だ。
「OneASICS」会員に購入額の5%をポイントで付与
「OneASICS」は、2018年12月にスタート。会員には、メールマガジンでの新商品情報の配信やアシックスオンラインストアでの買い物の送料無料サービス、各種イベントへの招待など、さまざまなサービスを提供している。
ポイントは、アシックスオンラインストアやアシックスジャパンが運営する店舗で会員が商品を購入すると発生する。購入額の5%のポイントが貯まり、購入から3週間後にポイントは付与され、1ポイント1円として次回の買い物から対象店舗で利用できる。アウトレット商品は購入額の2%の付与。有効期限は最後にポイントを獲得した月を含めた1年間。
体験施設など商品購入以外でのポイント付与も
今後は、都市型低酸素環境下トレーニング施設「ASICS Sports Complex TOKYO BAY(アシックススポーツコンプレックス東京ベイ)」や、ランニング施設併設型店舗「ASICS RUN TOKYO MARUNOUCHI(アシックスラン東京丸の内)」などを体験できるよう拡充していくという。
将来的には、フィットネス・トラッキング・アプリ「ASICS Runkeeper(アシックスランキーパー)」と連携し、オムニチャネルを開拓する考えを持っている。商品購入以外でもポイントを獲得でき、体験型サービスも一層充実させていくなど、アシックスが持つデジタル資産をフル活用し、利用者一人ひとりに合致した楽しみを提供できるよう、パーソナライゼーションを図り、システムを構築していくとしている。
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