コロナ禍で見直されるドイツの発酵食品、ザワークラウト 海外ビューティ通信ベルリン編 | WWDJAPAN.com

 世界に目を向けると日本とは異なる美容トレンドが生まれている。そこで、連載「海外ビューティ通信」では、パリやニューヨーク、ソウル、シンガポールなど、7都市に住む美容通に最新ビューティ事情をリポートしてもらう。  新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、ドイツでも3月22日から接触制限措置、いわゆるロックダウン状態となった。スーパーや薬局、散歩などの最低限の外出は許可されているものの、ほとんどの時間を家の中で過ごさなければならず、運動不足や不安からメンタルヘルスに変調を来す人も出てきている。健康管理のために自宅でできるワークアウトや食事など、免疫力を上げるためのさまざまな方法がインターネット上では紹介されている。(この記事はWWDビューティ2020年5月7日号からの抜粋です) 右下がザワークラウト。マッシュポテトやポテトサラダと一緒に付け合わせにするのが定番  ドイツでは、1600年代から受け継がれる伝統的な家庭料理の一つ、ザワークラウトが免疫力アップに効果的であると再評価を得ている。ザワークラウトとは、「酸っぱいキャペツ」という意味のキャベツの乳酸発酵食品で、ドイツではソーセージや肉料理のサイドディッシュとして定番だ。千切りにしたキャベツを塩に漬けて発酵させるだけのザワークラウトだが、健康上の利点が数え切れないほどあるとされ、“ドイツのスーパーフード”とも呼ばれている。  ザワークラウトは1カップあたり27キロカロリーという低カロリーでありながら、葉酸、ビタミンB6、リボフラビン、チアミン、ビタミンKが含まれ、ビタミンCの1日の推奨摂取量の3分の1を有し、鉄、カリウム、マグネシウムといったミネラルも豊富だ。キャベツは生で食べるより発酵させた方が栄養価が高まり、消化力を高めて便秘を改善し、腸内のバランスを整えるプロバイオティクス(人間や動物の体にいい働きをする生きた微生物)効果も生まれるという。 ヘングステンベルグの最も代表的な缶詰シリーズ「Mildessa」自然発酵させたキャベツを白ワイン漬けしたもの、白ワイン不使用など種類も豊富 瓶詰タイプの「Bavarian Style」は、グルテンフリー、乳糖不使用  ザワークラウトは自宅でも簡単に作れるが、スーパーではさまざまなメーカーから缶や瓶、パックなどのパッケージで売られており、2ユーロ(約200円)前後と手頃である。中でも有名なのは、ドイツ南西部バーデン・ヴュルテンベルク州エスリンゲンに拠点を置くヘングステンベルグの商品で、置いていないスーパーはないと言えるほど国民的なメーカーだ。  同社は1876年にワインビネガーメーカーとして設立され、その後ピクルスやザワークラウトなどの漬け物事業に乗り出し、1932年に世界で初めて低温殺菌された缶詰のザワークラウトを発売したことで知られる。創業者のリヒャルト・A・ヘングステンベルグ博士は“最高の品質を適正な価格で”を理念に掲げ、130年の伝統に培われたノウハウと厳しい原材料のチェック、最新技術による生産工程の管理を徹底し、国際標準化機構(ISO)による品質マネジメントシステムに関する規格ISO9001の認定も取得している。また、容器もリサイクル可能な材質にこだわり、地球環境にも配慮している点がエコ先進国のドイツならではだ。  新型コロナウイルスの感染拡大でベルリンでも外出制限が課される中、保存の利く缶詰や瓶詰、ジャガイモなどが陳列棚から一気になくなる買い占め現象が起きたが現在のスーパーの様子は通常に戻っている。免疫力アップにいいとして伝統食のザワークラウトが見直されているように、自由が制限された生活の中で多くの人がこれまで何気なくとっていた食事や健康のありがたさに意識を向け始めている。さらに進んで、環境や地球のことを考え直すきっかけになることを期待したい。 新型コロナウイルスの最新記事はこちらから  「WWD JAPAN.com」はファッション&ビューティ業界を応援すべく、週刊紙の「WWDジャパン」と「WWDビューティ」に掲載した新型コロナウイルス関連ニュースを無料開放します。記事やコラムから未曾有のピンチを克服するヒントや勇気を感じ取ってくだされば幸いです。  なお、他のニュースはこれまで通り、有料会員限定記事とさせていただきます。購読は、こちらからお申し込みください。 宮沢香奈:フリーランスライター兼コラムニスト。プレス、ブランドディレクターなどを経て、フリーランスとしてPR事業をスタート。その後、ライターとして執筆活動を開始。2014年に東京からベルリンへ拠点を移し、ヨーロッパを中心とした現地情報を多数の媒体で執筆中 -- to www.wwdjapan.com

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コロナ禍で見直されるドイツの発酵食品、ザワークラウト 海外ビューティ通信ベルリン編 | WWDJAPAN.com

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「ファンケル 銀座スクエア」 グランドオープン|株式会社ファンケルのプレスリリース

「美も、健康も、新しい体験。」をメッセージとし、お客様ご自身がまだ気付けていない「美や健康の可能性」を発見していただける店舗として生まれ変わります。またグループ会社であるアテニアの初出店やボウシャの製品展示など、ファンケルグループ全体の旗艦店としての役割も担います。 1階から4階は、ファンケルの免税対応、化粧品、健康食品の各ショップとアテニアショップおよびボウシャ展示、5階は美容、6階は健康のそれぞれパーソナルカウンセリングフロア、7階は最先端のデジタルコンテンツを使った無料身体測定ができるフロアとなっています。地下1階と9階は「美と健康を意識したメニュー」の飲食フロア、8階はサステナブルをテーマにしたカフェスペースを設置や、壁画家の田村能里子画伯の新作絵画を展示しました。10階は「ファンケル...

仕事が絶えないあの人の、“こうしてきたから、こうなった“プラスサイズモデルNao編 | WWDJAPAN.com

 転職はもちろん、本業を持ちながら第二のキャリアを築くパラレルキャリアや副業も一般化し始め、働き方も多様化しています。だからこそ働き方に関する悩みや課題は、就職を控える学生のみならず、社会人になっても人それぞれに持っているはず。  そこでこの連載では、他業界から転身して活躍するファッション&ビューティ業界人にインタビュー。今に至るまでの道のりやエピソードの中に、これからの働き方へのヒントがある(?)かもしれません。...

“美容師あるある”で話題の美容師兼イラストレーターTAKUOに聞く19の質問 インフルエンサー名鑑Vol.7 | WWDJAPAN.com

 インスタグラムを筆頭とするSNSの普及で、「憧れの人」「なりたい人」が細分化している。今は誰もが、それぞれの「なりたい人」を持っている時代。ならば、そんな身の回りの人を改めて知るべきではないか?そこで「WWDJAPAN.com」は、ソーシャルリレーション マーケティング事業を手がけるリデルの協力を得て、身近な新世代インフルエンサー名鑑を作成する。...

X-tokyo.jpは、日本および世界中のスポーツやトレーニングに関するニュースを紹介するサイトです。私たちは多くのニュースカテゴリーをカバーしています。その中でも特に、日本のカジノオンラインカジノのカテゴリーは人気を集めています。最新のトレンドやファッションについても紹介しているので、フィットネスに関連した幅広い知識を身につけましょう。

コロナ禍で見直されるドイツの発酵食品、ザワークラウト 海外ビューティ通信ベルリン編 | WWDJAPAN.com

 世界に目を向けると日本とは異なる美容トレンドが生まれている。そこで、連載「海外ビューティ通信」では、パリやニューヨーク、ソウル、シンガポールなど、7都市に住む美容通に最新ビューティ事情をリポートしてもらう。  新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、ドイツでも3月22日から接触制限措置、いわゆるロックダウン状態となった。スーパーや薬局、散歩などの最低限の外出は許可されているものの、ほとんどの時間を家の中で過ごさなければならず、運動不足や不安からメンタルヘルスに変調を来す人も出てきている。健康管理のために自宅でできるワークアウトや食事など、免疫力を上げるためのさまざまな方法がインターネット上では紹介されている。(この記事はWWDビューティ2020年5月7日号からの抜粋です) 右下がザワークラウト。マッシュポテトやポテトサラダと一緒に付け合わせにするのが定番  ドイツでは、1600年代から受け継がれる伝統的な家庭料理の一つ、ザワークラウトが免疫力アップに効果的であると再評価を得ている。ザワークラウトとは、「酸っぱいキャペツ」という意味のキャベツの乳酸発酵食品で、ドイツではソーセージや肉料理のサイドディッシュとして定番だ。千切りにしたキャベツを塩に漬けて発酵させるだけのザワークラウトだが、健康上の利点が数え切れないほどあるとされ、“ドイツのスーパーフード”とも呼ばれている。  ザワークラウトは1カップあたり27キロカロリーという低カロリーでありながら、葉酸、ビタミンB6、リボフラビン、チアミン、ビタミンKが含まれ、ビタミンCの1日の推奨摂取量の3分の1を有し、鉄、カリウム、マグネシウムといったミネラルも豊富だ。キャベツは生で食べるより発酵させた方が栄養価が高まり、消化力を高めて便秘を改善し、腸内のバランスを整えるプロバイオティクス(人間や動物の体にいい働きをする生きた微生物)効果も生まれるという。 ヘングステンベルグの最も代表的な缶詰シリーズ「Mildessa」自然発酵させたキャベツを白ワイン漬けしたもの、白ワイン不使用など種類も豊富 瓶詰タイプの「Bavarian Style」は、グルテンフリー、乳糖不使用  ザワークラウトは自宅でも簡単に作れるが、スーパーではさまざまなメーカーから缶や瓶、パックなどのパッケージで売られており、2ユーロ(約200円)前後と手頃である。中でも有名なのは、ドイツ南西部バーデン・ヴュルテンベルク州エスリンゲンに拠点を置くヘングステンベルグの商品で、置いていないスーパーはないと言えるほど国民的なメーカーだ。  同社は1876年にワインビネガーメーカーとして設立され、その後ピクルスやザワークラウトなどの漬け物事業に乗り出し、1932年に世界で初めて低温殺菌された缶詰のザワークラウトを発売したことで知られる。創業者のリヒャルト・A・ヘングステンベルグ博士は“最高の品質を適正な価格で”を理念に掲げ、130年の伝統に培われたノウハウと厳しい原材料のチェック、最新技術による生産工程の管理を徹底し、国際標準化機構(ISO)による品質マネジメントシステムに関する規格ISO9001の認定も取得している。また、容器もリサイクル可能な材質にこだわり、地球環境にも配慮している点がエコ先進国のドイツならではだ。  新型コロナウイルスの感染拡大でベルリンでも外出制限が課される中、保存の利く缶詰や瓶詰、ジャガイモなどが陳列棚から一気になくなる買い占め現象が起きたが現在のスーパーの様子は通常に戻っている。免疫力アップにいいとして伝統食のザワークラウトが見直されているように、自由が制限された生活の中で多くの人がこれまで何気なくとっていた食事や健康のありがたさに意識を向け始めている。さらに進んで、環境や地球のことを考え直すきっかけになることを期待したい。 新型コロナウイルスの最新記事はこちらから  「WWD JAPAN.com」はファッション&ビューティ業界を応援すべく、週刊紙の「WWDジャパン」と「WWDビューティ」に掲載した新型コロナウイルス関連ニュースを無料開放します。記事やコラムから未曾有のピンチを克服するヒントや勇気を感じ取ってくだされば幸いです。  なお、他のニュースはこれまで通り、有料会員限定記事とさせていただきます。購読は、こちらからお申し込みください。 宮沢香奈:フリーランスライター兼コラムニスト。プレス、ブランドディレクターなどを経て、フリーランスとしてPR事業をスタート。その後、ライターとして執筆活動を開始。2014年に東京からベルリンへ拠点を移し、ヨーロッパを中心とした現地情報を多数の媒体で執筆中 -- to www.wwdjapan.com

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「美も、健康も、新しい体験。」をメッセージとし、お客様ご自身がまだ気付けていない「美や健康の可能性」を発見していただける店舗として生まれ変わります。またグループ会社であるアテニアの初出店やボウシャの製品展示など、ファンケルグループ全体の旗艦店としての役割も担います。 1階から4階は、ファンケルの免税対応、化粧品、健康食品の各ショップとアテニアショップおよびボウシャ展示、5階は美容、6階は健康のそれぞれパーソナルカウンセリングフロア、7階は最先端のデジタルコンテンツを使った無料身体測定ができるフロアとなっています。地下1階と9階は「美と健康を意識したメニュー」の飲食フロア、8階はサステナブルをテーマにしたカフェスペースを設置や、壁画家の田村能里子画伯の新作絵画を展示しました。10階は「ファンケル スカイガーデン」と称したマルチイベントスペースで、ガーデンイベントやセミナーなどを開催していきます。【最先端のデジタル機器やコンテンツを導入 体験することで気付ける美と健康の可能性】 世界初の3D動作分析センサーやデジタル映像コンテンツ、タンジブルディスプレイ、ハイミラー、ARを搭載したメイクシミュレーターなど、最先端の機器やコンテンツを導入しました。それらを通じた新しい体験価値をご提供することで、ご自身の美と健康のさらなる可能性を見つけていただけます。【国外からのお客様にも対応できるグローバル化の充実】 多言語で対応できる肌カウンセリングや血管年齢測定などの体験メニューを充実させました。多言語仕様のハイミラーも用意し、国内のお客様同様にセルフで肌チェックの体験もしていただけます。【旗艦店ならではのワンランク上を目指したおもてなしを提供】 お客様一人ひとりにしっかり向き合ったカウンセリングやサービスの充実を図り、旗艦店ならではの「美と健康の専門家」によるワンランク上を目指したおもてなしを提供します。イベントやセミナーなどの開催による多様多彩なコト体験や、特別なお客様には、壁画家である田村能里子画伯の新作絵画を飾った専用ラウンジを用意しました。【各フロア詳細】 1F ファンケル インターナショナルショップ 当社の全製品を揃えた多言語対応の免税ショップ。カウンセリング機器も多言語化し、海外のお客様にもセルフで肌測定ができるハイミラーなどの最新カウンセリングを体験していただけます。2F ギャラリー&アテニアショップ ファンケルグループ「アテニア」のファッションとビューティをトータルで体感できる全国初のショップ。化粧品、サプリメント、最新トレンドのアパレル・雑貨などフルラインアップで展開。ギャラリーでは、世界的に有名な壁画家田村能里子画伯の壁画をゆったりと鑑賞できるスペースと、米国生まれの当社が培った防腐剤無添加の先端技術と植物が持つ力を最大限に活用した自然派スキンケアブランド「ボウシャ」をご紹介。3F ファンケル ビューティショップ デジタルコンテンツを活用したビューティ機器をセルフ体験しながら、楽しくお買い物ができるビューティショップ。顔写真を撮影するだけで肌測定ができる肌測定器ハイミラーや、AR技術を搭載したメイクシミュレーター、タンジブルディスプレイなどで、セルフで最新のビューティ体験ができる。ビューティアドバイザーや研究員によるビューティセミナーも開催。4F ファンケル サプリメントショップ  個人のライフスタイルや生活習慣にあったサプリメントで未来の健康づくりのお手伝いをテーマにしたショップ。ファンケルの健康食品の全ラインアップを用意し、お客様の健康状態に応じて、管理栄養士などの資格を持ったスタッフがアドバイス。現在の栄養状態を見える化し、ヘルスカウンセリングの研究技術力を知ることができるタンジブルディスプレイや研究員によるセミナーも開催。5F ファンケル パーソナルカウンセリング ビューティ  心地良くリラックスした空間で「今と未来」のキレイを「内外」で叶えるパーソナルビューティカウンセリングフロア。気になるエイジングサインを確認しながら、美の知識と技を身に付けたビューティアドバイザーが多角的な肌測定からお客様 お一人ずつの肌を分析し、最適なお手入れ方法をご提案いたします。ご自身の美しさに磨きをかける4つのコースをご用意しています。6F ファンケル パーソナルカウンセリング ヘルス 健康の3本柱である食事・運動・休息のヒントが見つかるパーソナル健康カウンセリングフロア。未来の体型が分かる世界初の3D動作分析センサーなど最新機器の導入や、お客様の健康状態に応じて管理栄養士など専門スタッフからのカウンセリングで、人生100年時代を応援します。さらに、東洋医学やカイロプラクティック理論に基づく12通りのリラクゼーションプログラムを兼ね備え、サロン・治療院などに導入実績がある「自動温熱整体マシン」やO2ルームといった贅沢なリラクゼーション空間も設置しました。オーダーメイドサプリメント「パーソナルワン」の先行販売も行います。7F ファンケル 元気ステーション  「楽しく生きる、健康100年時代」をサポートするために、ココロとカラダの健康を叶える6つのデジタルコンテンツを導入した無料体験ができるフロア。自分の健康や知識に気付きながら、心も身体も元気になれる健康づくりのきっかけを提供します。エンタテイメントのゲーム感覚で、楽しく健康について気付きや学びを得ることができます。8F ファンケル フォレストカフェ&ロイヤルラウンジ ...

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ラグビー元日本代表キャプテン“浜さん”も登場 「ファンケル」がフードトレーニングジムを開設 | WWDJAPAN.com

左から、ファンケルの若山健康食品事業部長、丸山桂里奈、廣瀬俊朗 六本木ヒルズにあるファンケルフードトレーニングジム 六本木ヒルズにあるファンケルフードトレーニングジム 六本木ヒルズにあるファンケルフードトレーニングジム ファンケルフードトレーニングジムでは体重や体脂肪の計測もできる ファンケルフードトレーニングジムで提供するメニュー ファンケルフードトレーニングジムで提供するメニュー ファンケルフードトレーニングジムで提供するメニュー ファンケルフードトレーニングジムで提供するメニュー ファンケルフードトレーニングジムで提供するメニュー ファンケルフードトレーニングジムで提供するメニュー  「ファンケル」は10月30日、新プログラム「ファンケルフードトレーニング」の記者発表会を東京のベルサール六本木で行った。  「ファンケルフードトレーニング」とは“食生活にもトレーニングを。”をコンセプトに、心と体を整え、健康な生き方を手に入れるために“食生活を鍛える”という新しい考え方に基づいたプログラムだ。  まず、毎日の主食である米を見直すことに着目。白米と比較して栄養価の高い「ファンケル」の“発芽米”を中心に、1食あたり“塩分2g前後”“野菜量120g以上”“食物繊維6g以上”“適正カロリー”といった条件を考慮した、おいしくて無理なく続けられる全28種の「フードトレーニングレシピ」を開発した。  レシピを監修したのは、日仏で活躍する気鋭のシェフの松嶋啓介。注文した人に“発芽米”と松嶋シェフ監修の「フードトレーニングレシピブック」を28日ごとに計3回届けるというのが同プログラムの概要だ。  また、そのコンセプトを体現したポップアップ店舗「ファンケルフードトレーニングジム」を、10月31日から12月1日まで、東京・六本木ヒルズ内で展開する。同店舗では“発芽米のサーモンロール”“マグロと発芽米のセビーチェ”など、「フードトレーニングレシピ」に基づいたメニューを提供していく。  発表会では、若山和正・上席執行役員 健康食品事業部長が登壇。「『ファンケルフードトレーニング』は、自身の食に対する意識や食生活自体を見つめ直し、より健康的な生き方をサポートするためのプログラム。今回の取り組みだけでなく、“フードトレーニング”という考え方自体も広めていきたい」と語った。  続いてTBSドラマ「ノーサイドゲーム」の“浜さん”役でブレイクした、ラグビー元日本代表キャプテンで俳優の廣瀬俊朗と、サッカー元日本女子代表でタレントの丸山桂里奈が登場。冒頭から2人そろって“体のトレーニングだと思ってトレーニングウェアで来てしまった”というお約束のボケで会場を笑わせた。  “発芽米”を試食した廣瀬は「以前は硬いというイメージがあったが、『ファンケル』の発芽米は食べやすく、かめばかむほど味が出る。事前に自宅に送ってもらったが、今では子どもも含めて家族みんなで食べている」とコメント。丸山も「あまりおいしくないイメージがあったが、これはひっくり返るくらいおいしい」とオーバーリアクション気味に話して笑いを誘った。 -- to www.wwdjapan.com

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仕事が絶えないあの人の、“こうしてきたから、こうなった“プラスサイズモデルNao編 | WWDJAPAN.com

 転職はもちろん、本業を持ちながら第二のキャリアを築くパラレルキャリアや副業も一般化し始め、働き方も多様化しています。だからこそ働き方に関する悩みや課題は、就職を控える学生のみならず、社会人になっても人それぞれに持っているはず。  そこでこの連載では、他業界から転身して活躍するファッション&ビューティ業界人にインタビュー。今に至るまでの道のりやエピソードの中に、これからの働き方へのヒントがある(?)かもしれません。  連載第10回目に登場するのは、ファッション誌「ラ・ファーファ(la farfa)」専属モデルの吉野なおさん(モデル名:Nao)です。音楽関係会社での事務職などを経て、モデルに転身。ふくよかな体形を生かしたプラスサイズモデルとして誌面を飾る一方、摂食障害の経験や体形との向き合い方などをSNSや講演を通して発信しています。今年3月と4月に自身のツイッターにアップした、ビフォーアフターで見せるダイエット広告のパロディがトータル30万以上の“いいね”とともにバズったことでも注目されています。  ランジェリーブランドの広告キャンペーンにもプラスサイズモデルを起用する動きがあるなど、体形や人種などを含む“多様性”や“ボディーポジティブ”という概念は国内外でも一つの大きな潮流となっています。体形への差別やSNSでの中傷を経験しながら、ユーモアを交えて発信を続ける彼女にモデルとしての仕事と心の内を聞きました。 吉野なお(よしの・なお)/モデル:1986年生まれ。幼少期から体形と自身にコンプレックスを抱き、思春期から始めたダイエットをきっかけに摂食障害となるも26歳で快復。ふくよかな体形を生かし、2013年よりファッション誌「ラ・ファーファ」のモデル、Naoとして活動を始める。近年ではモデル活動のほか、自身の経験を語る講演などの啓発活動も行う Twiter:@cheese_in_Nao PHOTO:HIDEAKI NAGATA WWD:モデルになる前のお仕事から教えていただけますか? 吉野なお氏(以下、吉野):はい、出版社でのアルバイトや音楽関係会社、ウェブサービス系の会社で事務の仕事をしていました。体形にコンプレックスがあり、摂食障害に苦しんだ私がモデルになれるなんて夢にも思いませんでした。 WWD:摂食障害を経験されたのですね。 吉野:4歳ぐらいの物心をついた頃から、男の子から「デブ!」と言われたり、体重を聞かれて答えると「うわー!」などとからかわれることは日常茶飯事でした。それからずっと、そうした言葉にどう反応していいか分からなかったんですよね。小学生のときの担任からも「痩せた方がいいよ、苦労するから」とお説教されましたし、見知らぬ学生に「相撲部か?」といきなり声をかけられることもありました。言い返すこともできず、「私が太っているから、そう言われちゃうんだ。仕方ないのかな?」と、自分を責めることしかできませんでした。さまざまなダイエットを試したけれど、どれもうまくいかなかった。高校生2年生の頃、好きな人に「痩せてほしい」と言われたときは、「いい加減ここで痩せないと!」と自分を追い込んだんです。それは食事制限が中心の無理なダイエットでした。30kg近く痩せたのですが、食べることや体重が増えることに対して極度の罪悪感を抱くようになり、今度は過食症に。それから10年近く摂食障害に悩んでいました。 太っていること受け入れてみた WWD:どのように克服されたのでしょうか。 吉野:摂食障害が治った人の情報をインターネットや本で探してみても、私にはしっくりきませんでした。痩せたいと思えば思うほど過食症がひどくなっていたように思います。先が見えなくて「これ、本当に治るのかな?」と思っていた頃、アルバイトを通じて“痩せていなくちゃならない”という固定観念を壊せたことが大きかったんです。幼少期からずっと体形にも人間関係にも悩んでいた私には、ぽっちゃり=ダイエット広告の“ビフォー(Before)”の写真のイメージ。なんとなく暗くて、猫背で、幸せそうじゃない……って、私自身が決めつけていたように思います。アルバイトとして働いていたその会社では、全国の芸能人のプロフィールを集めてデータ化する仕事をしていたんです。膨大な数のプロフィール写真と身長、体重の数字を見ているうちに、「いろんな顔や体の人がいるんだな」と。プロフィール写真なので、基本的には笑顔。それを見ているうちに、自分のように身体的な特徴があっても「実は不幸じゃないんじゃないか?」と。すると「これまで嫌悪していた体を受け入れてみたら、私はどうなるんだろう?」という興味がむくむくと湧いてきたんです。 音楽関連の会社で働いていた23歳ごろ。「友人とフェスに行ったときのものです。右端が私です」 WWD :なるほど。行動にも変化が表れましたか? 吉野:「また着られるかも」と取っておいた一番痩せていた当時の服を全て処分しました。カロリーを見て決めていた食事も、「これが食べたい」というその時の気持ちを優先するようにしたんです。カロリーや栄養素などの“情報”より、“欲求”を受け入れる行為を積み重ねることで、自分の意思を肯定できるようになりました。すると過食が減り、だんだんと普通の食事で満足できるように。けれど症状としては回復しても、対人関係でつまずくことも多かったんです。あるときクリニックで、カウンセラーさんから言われたのは「自分が何かをしないと相手に愛されないと思っていませんか?」「なおさんは、何もしなくても愛される存在なんですよ」という言葉。「え?そうなの?」と目から鱗でしたね。大きな肩の荷が下りたというか、これでやっと心と体が健康になれたように思いました。同時に、私が経験したことを今悩んでいる人に伝えられることができたらと、考えるようになりました。 そんな時、友人から「『ラ・ファーファ』という雑誌が創刊されるみたい。読者モデルに応募してみたら?」と背中を押されました。書類を準備した日の夜、友人の手伝いとして行っていたイベントで「ラ・ファーファ」の編集者に偶然出会い、スカウトしてもらったんです。「こういう者なんですけど」と名刺を差し出され、「あ、私ちょうど(読者モデルに)応募しようとしてました」と(笑)。 WWD:運命的ですね。急に始まったモデルの仕事に戸惑いは? 吉野:プラスサイズのモデルになることは、素直にうれしかったです。自分の体形を私自身が受け入れられたあとだったので。表に出ることによって「デブがおしゃれなんかするなよ」という批判的な声もあるかな、と不安もありましたが「体形に悩む人を勇気づけたい」「偏見をなくしたい」という気持ちの方がずっと大きかったように思います。 最初の頃の撮影では、ポージングももちろんうまくできないし……。冬の撮影では、明らかに寒そうな顔をしていましたね(苦笑)。当初の予定では「ラ・ファーファ」は年2回発行だったこともあって気楽な気持ちで始めたものの、いざ発売されたら読者の方の反響やテレビ出演などもあり、ありがたいことにすぐに隔月発売に切り替わりました。撮影の回数を重ねることで、だんだんとモデルとしての自覚が芽生えてきたように思います。 WWD:ファッションやメイクを含めて心境は変わりましたか? 吉野:今まで憎んでいたものが自分を生かしてくれるなんて!と驚きました。ほんの少し前まで「太っている私におしゃれをする権利はない」と、自分で自分を制限していたのに。以前は、体形に合う服を探すのが大変だからと、メンズのスエットなどシルエットを隠すような服ばかりがクローゼットに並んでいました。スカートを履いても黒いレギンスを必ず履いていましたね。モデルの仕事をするようになってからは、撮影で色々なテイストの服を着る機会も増えて、明るい色の服や素足にスカートなど女性らしいファッションも好きになりました。メイク中にヘアメイクさんにお薦めのコスメを聞いて、撮影後に買いに行ったり、自宅でテクニックをまねすることもあります。 「ダイエット広告風に作りました。生きてるだけでみんな尊い」というメッセージとともに投稿したツイッター WWD :モデル歴7年目になります。モデルとしてやっていける!と早い段階で思えたのでしょうか。 吉野:ここ数年です、手応えを感じられるようになったのは。プラスサイズモデルという存在自体が、国内でようやく受け入れ始めたのかなという印象です。モデルを始めた頃は、倉庫やコールセンターで短期バイトをしていたこともありましたが、撮影が急に入ることもあるので他の仕事に比重を置くこともできないですしね。軌道に乗るまでは経済的にも苦しかったです。...

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